No.55【国内宣教デプテーション】

◆先週の水曜夜と木曜朝には、「国内宣教デプテーション@東北宣教区」が開かれました!昨年4月から佐賀県で新しい教会を始めた入江先生ご夫妻が、この一年間の歩みを振り返ってくださいました。「佐賀県の人々が抱えている課題」についてのお話を聞きながら、「この課題は、岩手県を含む日本中の人々が抱えている課題でもあるなあ」と思いました。

◆入江喜久雄先生は聖書のメッセージも語ってくださいました。その中で最も強く印象に残っているのは、メッセージの冒頭で入江喜久雄先生が祈っておられた祈りの言葉です。「“私たちがどう生きるか”よりも、“イエス様がどのようなお方であるか”を教えてください。 」

◆1937年に出版された吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』は、2017年に漫画化されて200万部を売り上げました。なぜこの本がこれほど売れるのか。日本人の多くが、“私たちがどう生きるか”という問題に悩み、解決を求めているからだとも考えられます。

◆もちろん聖書も、“私たちがどう生きるか”を語ります。しかしそれよりも、“イエス様がどのようなお方であるか”を語るのが聖書です。ここを間違えるなら、自分の無力さに落ち込む。教会開拓という困難の中、入江先生ご夫妻が信頼しているのは、イエスご自身です。