秋山善久師「主の御声を聴く者」(第一サムエル3:1-14)
2024年9月8日 礼拝メッセージ(秋山善久師)
新約聖書『サムエル記 第一』3章1-14節
3:1 さて、少年サムエルはエリのもとで主に仕えていた。そのころ、主のことばはまれにしかなく、幻も示されなかった。
2 その日、エリは自分のところで寝ていた。彼の目はかすんできて、見えなくなっていた。
3 神のともしびが消される前であり、サムエルは、神の箱が置かれている主の神殿で寝ていた。
4 主はサムエルを呼ばれた。彼は、「はい、ここにおります」と言って、
5 エリのところに走って行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは「呼んでいない。帰って、寝なさい」と言った。それでサムエルは戻って寝た。
6 主はもう一度、サムエルを呼ばれた。サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは「呼んでいない。わが子よ。帰って、寝なさい」と言った。
7 サムエルは、まだ主を知らなかった。まだ主のことばは彼に示されていなかった。
8 主は三度目にサムエルを呼ばれた。彼は起きて、エリのところに行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは、主が少年を呼んでおられるということを悟った。
9 それで、エリはサムエルに言った。「行って、寝なさい。主がおまえを呼ばれたら、『主よ、お話しください。しもべは聞いております』と言いなさい。」サムエルは行って、自分のところで寝た。
10 主が来て、そばに立ち、これまでと同じように、「サムエル、サムエル」と呼ばれた。サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と言った。
11 主はサムエルに言われた。「見よ、わたしはイスラエルに一つのことをしようとしている。だれでもそれを聞く者は、両耳が鳴る。
12 その日わたしは、エリの家についてわたしが語ったことすべてを、初めから終わりまでエリに実行する。
13 わたしは、彼の家を永遠にさばくと彼に告げる。それは息子たちが自らにのろいを招くようなことをしているのを知りながら、思いとどまらせなかった咎のためだ。
14 だから、わたしはエリの家について誓う。エリの家の咎は、いけにえによっても、穀物のささげ物によっても、永遠に赦されることはない。」
※本日は仙台のぞみ教会と盛岡みなみ教会の合同礼拝(第13回)でした。主任牧師の秋山善久先生が仙台から来てくださり、説教と聖餐式のご奉仕をしてくださいました。