No.134【正教師試験】

◆「ノア先生が受験する正教師試験ってどんな試験なんですか?」と尋ねてくださる方々が結構おられる(単に興味があるのか、僕にプレッシャーをかけて楽しんでいるのか……)ので、この場を借りてご説明したいと思います。大きく分けると、論文が3本、説教が3本です。

◆論文の課題はこんな内容です。①同盟教団の“歴史”と“存立目的”について(4,000-5,000字)。②同盟教団の「三本柱(聖書信仰・宣教協力・合議制)」と「三原則」について(5,000-6,000字)。③同盟教団の“正教師の務め”について(2,500-3,000字)。ただ内容をまとめるだけではなく、「あなたとあなたの教会が取り組むべきこと」や「受験者自身の心構え」も求められています。

◆説教の課題は毎年変わります。今年は、①創世記1章26-28節、②ヨハネ福音書1章12-13節、③第二ペテロ3章8-13節について、それぞれの釈義レポート(4,000-5,000字)と説教原稿(5,000-6,000字)を提出します。(“釈義”とは、“著者の意図を明らかにすること”です。)

◆なかなか大変な試験ですが、大切なことを学ぶための勉強でもあります。というわけで、11月25日の締切(消印有効!)まで残り三週間、なんとか提出できるようにお祈りください。