2024年12月
No.142【「アドベント」「クリスマス」「エピファニー」】
◆「アドベントっていつからいつまで?」と聞かれたら、「11月30日に一番近い日曜日からクリスマスまで」が正解です。では、「クリスマスっていつからいつまで?」と聞かれたら、みなさんはどう答えるでしょうか?「12月24日の日 […]
イザヤ6:13, 11:1「切り株とキリスト」(宣愛師)
・・・・・・「切り株」についてインターネットで調べていたら、「枯れたはずのぶどうの切り株から新芽が出てきました」というブログ記事を見つけました。「切り株になって枯れたはずの巨峰から奇跡的に新芽がでました」とのことで、写真が添えられていました。ブドウスカシバという虫の幼虫に喰われてしまったことが原因で、切り倒すしかなかったのだそうですが、何ヶ月も様子を見守っていたら、切り株から新しい芽が出てきたのだそうです・・・・・・
No.141【「Merryってどういう意味?」】
◆先日ある人から、「Merry Christmas の Merry ってどういう意味ですか?」と尋ねられました。調べてみたら、「陽気な」「快活な」「ウキウキした」などの意味があるそうです。「Merry Christmas […]
ルカ2:8-12「飼葉桶のにおい」(宣愛師)
・・・・・・クリスマスを描くキリスト教の絵画はたくさんありますが、多くの場合、小さなイエス様のからだがうっすら光り輝いていて、いかにも「この赤ちゃんが救い主ですよ」と一目でわかるような描かれ方になっています。……しかし天使が語ったのは、「あなたがたは、光り輝くみどりごを見つけます」ということではありませんでした。「あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。」・・・・・・
No.140【「サンタさんってほんとにいるの?」】
◆目を輝かせた子どもの、しかしどこか不安げな感じの、「サンタさんってほんとにいるの?」―――「どうかなあ」とごまかしたり、「“存在”の定義によるかな…」などと逃げたりせずに、「もちろん!」と答えたい。そして、“初代サンタ […]
ルカ14:12-14「サンタクロースの幸せ」(宣愛師)
・・・・・・サンタクロースというのは本来、何の「お返し」もできないような貧しい子どもたちにプレゼントを届ける存在でした。しかしいつの間にか私たち大人は、「ちゃんと良い子にしてたら、サンタさんからプレゼントがもらえるよ」と言ってしまうようになりました。そうやって、本来のクリスマスの喜びを歪め、狭めてしまうようになりました。私たちクリスチャンも、「教会でぜひ本当のクリスマスを祝いましょう」と言いながら、どこか間違った祝い方をしているということがあるかもしれません・・・・・・
No.139【ふたつのクリスマス:12月25日と1月7日】
◆昨年の夏頃に、ちょっと不思議なニュースが流れました。《ウクライナ政府、クリスマスの祝日を1月7日から12月25日に変更》。タイトルだけではやや意味不明。「そもそも1月7日に祝ってたの?」「どうして12月25日に変えたの […]
ルカ1:26-38「マリアへの受胎告知」(まなか師)
・・・・・・当時の慣習では、結婚していない女性が妊娠すれば、姦淫の罪を犯した者として石打ちの刑です。マリアは不貞を働いた女として、罪人として、突然、妊娠生活を始めなければいけません。周りの人々に何と言われるだろうか。何よりヨセフにどう思われるだろうか。……マリアの人生なのに、マリアの意見が聞かれることもない。何の断りもなく、彼女は神の子の母にさせられました。それにも関わらず、御使いは「おめでとう、恵まれた方」と言ってはばからないのです・・・・・・
No.138【クリスマスが今年もやって来る】
◆ケンタッキーフライドチキンのCMソングとして2000年に発表された『すてきなホリデイ』。「クリスマスが今年もやって来る 悲しかった出来事を 消し去るように」というフレーズに、(パーティバーレルを買うかは別として)毎年心 […]
ルカ5:12-13「クリスマスは汚れた祭り?」(宣愛師)
・・・・・・「汚れたものに触れてはならない。」汚れた異教の祭りに由来するような行事を祝うことは、神に嫌われることである。だから、クリスマスを祝ってはならない。このような理由でクリスマスを良く思わないのは、エホバの証人だけではありません。いわゆる正統的なキリスト教徒たちの中にも、異教の祭りに由来するという理由で、クリスマスを祝うことを推奨しない方々がいます。私はこの問題についてあれこれと考える中で、この問題は、単にクリスマスを祝うべきか祝うべきではないか、ということにとどまらない、もっと重要な問題なのではないか、と思うようになりました。それは、神様に喜ばれる“聖なる生き方”とはどのような生き方なのか、ということです・・・・・・