No.158【イースターエッグとエッグハント】
◆昨年のイースターに初めて教会に来たKくんは、礼拝後に突然始まった“エッグハント”に参加させられ、「一体これは何の時間なんだろう?」と困惑しつつも、とりあえず周りの人たちの動きに合わせて礼拝堂を歩き回っていたそうです。Kくん、その節は大した説明もせず巻き込んでゴメンナサイ(笑)。あの日の不安が今日のコラムで解消されますように…。
◆“卵の殻”は閉ざされた墓を象徴し、そこから生まれる新しい命は“キリストの復活の命”を象徴しています。(「有精卵じゃないとダメじゃないか」という揚げ足取りはやめましょう。鶏だけに。)東方教会=正教会では、キリストの血を表すということで、赤く染めた卵が使われるそうです。それが西方教会に伝わり、現代のカラフルな装飾に発展したといいます。
◆卵を探し回る“エッグハント”の起源は不明ですが、“墓の中におられたキリストを見つける”象徴だとも考えられています。今年はJさんが素敵な卵を届けてくださり、僕が昨晩隠しておきましたので、皆様ぜひご参加ください!礼拝中に探し始めるのはナシですよ。〈あなたがたのいのちは、キリストとともに神のうちに隠されているのです。〉(コロサイ3章3節)