No.160【“牧師の誓約”と“教会員の誓約”】

◆火曜日に行われた“牧師就任式”では、吉兼剛先生が福島からおいでくださり、「神の祝福を期待する」と題して説教を語ってくださいました。教会の人数的・経済的状況を心配して下を向きがちな私たちの顔を、天におられる神様の確かな約束へと向けていただきました。

◆就任式の中で、“牧師の誓約”を行いました。「あなたは、日々、みことばを学び、福音の真理に堅く立ち、熱心に福音を宣べ伝え、人々を救いに導き、群れの一人一人を教え、戒め、励まし、養う務めを果たすことを誓約しますか」―――能力的にも体力的にも、この誓いにふさわしくない者であると思わされます。だからこそ、「働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵み」(第一コリント15章10節)と言えるよう、恵みに頼り続けたいと思います。

◆“牧師の誓約”以上に心に残ったのは、それに続いて行われた“教会員の誓約”です。「絶えず祈りをもって支え、助け、心ひとつに励むことを誓約しますか」―――“孤立”が課題となることさえある牧師たちにとって、この誓約の心強さは計り知れません。「福音のために私と一緒に戦った」(ピリピ4:3)と言える仲間たちの存在こそ、まさしく“神の恵み”と思うのです。