No.162【三陸のぞみキリスト教会の就任式】
◆昨日、三陸のぞみキリスト教会の牧師就任式に、盛岡みなみ教会を代表して参列しました。盛岡から車で約1時間半。遠いような近いような山田町。私たちの教会にも山田出身の仲間たちがいます。震災の影響か、少し不自然なくらいに古い建物と新しい建物が入り交じる町の様子を見ながら、「Nさんも、Kくんも、この町で生きてきたんだなあ」と思いました。
◆盛岡みなみ教会の二階の書斎には、「2015. 03. 25 三陸のぞみキリスト教会 開所記念」と書かれたマグネットが貼られています。開所から10年目にして、初めての牧師就任とのことです。宣教困難地とされる岩手沿岸地方で、忍耐強く教会を支え守り続けて来られた宣教師や信徒の方々にとって、ともに働ける牧師家族の存在はどれほど心強いでしょうか。
◆就任された高野先生に、「盛岡みなみ教会にも山田出身の人たちがいるんですよ」というお話をしたら、「ご家族は今も山田におられるのですか?」と尋ねてくださいました。毎週の水曜チャペルでNさんが、「父や姉や親戚が救われるように」と祈っていることを思い出しました。神様がなさる「新しいこと」(イザヤ43:19)が近づいている、そんな予感がします。