No.168【アブラハムの子孫たち:ユダヤ・イスラム・キリスト】
◆イスラエルとイランの衝突がニュースになっています。イスラエルから見ればイランは「核兵器を開発してユダヤ人の土地を滅ぼそうとする危険国家」であり、イランから見ればイスラエルは「軍事力を用いてアラブ人の土地を奪う犯罪国家」ということになるでしょう。
◆この二つの国家の間で奔走しているのがアメリカ合衆国です。ものすごく単純化すれば、ユダヤ教(イスラエル)と、イスラム教(イラン)と、キリスト教(アメリカ)という、三つの宗教の問題です。そしてこの三つは全て、ひとりの人アブラハムから生まれた兄弟なのです。
◆ユダヤ教の旧約聖書も、キリスト教の新約聖書も、イスラム教のクルアーンも、この世界の祝福の鍵は“アブラハムの子孫”だと語ります。それでは、本物の“アブラハムの子孫”とは一体誰なのでしょうか。ユダヤ人なのか、ムスリムなのか、それともキリスト教徒なのか……。
◆ということで、本日午後の教会セミナーのテーマは、「聖書から見るユダヤ人とアラブ人:二つの祝福の民」です。聖書の内容だけでなく、クルアーンの内容や、ユダヤ人とアラブ人の歴史的偉業の数々についてもご一緒に学びたいと思っています。どなたもご参加ください!