No.173【カムチャツカ半島の大地震】

◆7月30日の地震で、久々にスマホの警告音を聞きました。それから数時間後、「久慈港に1m30cmの津波」というニュースにドキッとしましたが、「浸水していないなら大丈夫か」と安心していました。ただ、釜石の教会で働く牧師夫妻から、「それほど高くない津波でも、沿岸の方々はトラウマで不安そうです」と聞き、自分の共感力の乏しさに気づかされました。

◆それから数日が経ち、“津波警報”も“注意報”も解除され、「これで安心だ」と思い始めた頃にやっと、今回の地震が観測史上6番目となるほどの巨大地震だったことを知りました。震源地のロシアの人々が直面している被害や不安についてはほとんど気にせず、日本国内での状況ばかりに目が向いていた自分の視野の狭さについても改めて反省させられました。

◆先週の礼拝説教で、“中心”と“周辺”についてお話ししましたが、“自己中心”という問題もあります。「自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい」(ピリピ2:4)、「泣いている者たちとともに泣きなさい」(ローマ12:15)と語った使徒パウロは、教会をも蝕むこの罪と闘っていたのでしょう。被害状況を注視して、自分たちにできることを考えたいと思います。