No.181【「伝道懇談会」 と 「秋の研修会」】

◆月曜日から木曜日まで、「伝道懇談会」と「秋の研修会」に参加してきました。どちらも幸いな交わりと学びの時でしたが、「新しい宣教戦略を考える」と題した研修会は特に刺激的でした。諸教会の人数が減り続けている理由として、人口減少などの“外的要因”について分析され、データに基づく未来予測も踏まえた上で、今後の宣教について議論されました。

◆また、人数が増えにくい“内的要因”については、こんな分析がされていました。〈日本の教会では、20~30人ほどで人数が頭打ちになる「小規模平衡状態(プラトー状態)」が見られます。背景には、居心地の良さを保ちたい心理や受益優先志向、さらに牧師への過度な依存が考えられます。人数が増えるほど人間関係が加速度的に複雑化し、牧師の負担が限界に達したり、信徒の不満が募ることで、一定の人数以上に増えないことが推測されます。〉

◆「居心地の良さを保ちたい心理や受益優先志向」は、誰よりもまず牧師である自分自身が問われることだと思いました。改善点がたくさんあります。でも、深刻になりすぎることもありません。祈りつつ、ゆだねつつ、できることからコツコツ変えていけたらと思います。