No.182【使徒信条から礼拝式へ】
◆今年の2月から続けてきた 「使徒信条」 の連続説教も、今日でいよいよ最後となりました。呪文のように“唱えて”しまいがちな使徒信条ですが、全24回の説教を聞き続けた皆さんが、この信条を自分自身のことばとして“告白する”ようになってくださることを祈っています。
◆使徒信条の最後は、「アーメン」ということばで結ばれています。このヘブライ語には、「真実である」とか、「その通りだ」という意味が込められています。皆さんは、この信条の全てについて、「アーメン」と告白できるでしょうか。「正直なところ、自分には信じがたい部分もある」という方もいるかもしれません。どうか、そこで諦めないでください。「信じます。不信仰な私をお助けください」(マルコ9:24)と叫んだあの父親のように、“信じたい自分”と“信じられない自分”を切り離さず、丸ごと主にゆだねていただきたいと思うのです。
◆さて、来週からは「礼拝式次第」のシリーズが始まります。「招詞って何?」「祝福って何?」など、ひとつひとつの礼拝プログラムの基本的な意味を学びつつ、その奥に隠されている聖書的意義についても学びたいと思っています。説教準備のために、ぜひお祈りください!


