No.184【「ラブ・ソナタ」:滋賀から岩手へ】
◆先週の火曜日から金曜日まで、「ラブ・ソナタ滋賀」の視察旅行に参加してまいりました。「ラブ・ソナタ」とは、韓国を中心に活動するオンヌリ教会(教会員が全世界に7万人!)の支援によって、日本各地で開催される宣教大会です。2023年は宮城、2024年は兵庫、2025年は滋賀で開催され、2026年には岩手(トーサイクラシックホール)で開催されます。
◆韓国語で“全世界”という意味を持つ「オンヌリ」教会は、その名の通り世界中の国々に数千人の宣教師を送る大教会です。しかし、その中でも突出しているのは、日本への想いの強さです。なぜ日本なのでしょうか?「隣の国だから」という単純な話ではなさそうです。
◆オンヌリ教会創立者のハ・ヨンジョ牧師はかつて、韓国を侵略した日本を憎んでいたそうです。ところが彼はある日、主の声を聞いたと言います。「わたしがおまえを赦したのに、おまえは日本を赦さないのか?」―――「ラブ・ソナタ」は単なる宣教イベントではなく、この問いに対する彼の応答なのです。「実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし……敵意を十字架によって滅ぼされました。」(エペソ2:14-16)


