No.203【受難週の謎】

◆主イエスの十字架の歩みを覚える“受難週”が始まりました。子ろばに乗ってエルサレムに入城された“棕櫚の日曜日”から始まり、神殿で商売人たちを追い出した“宮きよめ”の月曜日、世の終わりについて予告した“オリーブ山講話”の火曜日、マリアによる“香油注ぎ”の水曜日、最後の晩餐とともに弟子たちの足を洗った“洗足木曜日”、そして、十字架上で死んだ金曜日。

◆なぜ主は、殺されることが分かっていながら、都に足を踏み入れたのでしょうか。なぜ、エルサレム神殿を「強盗の巣」と呼び、権力者たちの怒りを買ったのでしょうか。そしてなぜ、権力者たちによって十字架につけられ殺されるその時、「完了した」と言われたのでしょうか。不可解な行動だらけです。死の先に、主は何を見つめておられたのでしょうか。

◆この謎を解く鍵は、主の御言葉に隠されています。「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」「多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。」「彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」(マタイ5章10節, マルコ10章45節, ルカ18章33節)