No.209【「金局長が、私を愛しているんですか?」】※マナカ寄稿

◆昨日「ラブ・ソナタ岩手」の第二回プレ集会が開催されました。韓国からのゲストは、元外交官の金夏中長老でした。駐日大使館で働いていたご経験があり、ノーベル平和賞を受賞した金大中大統領の秘書官もされ、日本や中国の政治家たちとも深く交流されていたようです。なんと通訳者は無し、日本語で講演してくださいました。(さすが元外交官!)

◆講演で印象的だったのは、日本の外務省の幹部とのエピソードです。当時も歴史問題、慰安婦問題、領土問題など、日韓関係における問題は多く、二人の間でもよく議論が交わされていたそうです。親しくしていても、当然考えが違うこともあった。でもあるとき相手が言った。「なぜこんなに議論しても、私たちは険悪にならないのでしょうね。」長老は答えます。「私があなたを愛しているからです。」「金局長が、私を愛しているんですか?」

◆私たちは、議論しても分かり合えないとき、相手のことが嫌になってしまうものです。でも、祈っているなら、相手の存在を丸ごと愛していくことができるのかもしれません。議論する前にまず相手を愛して祈る。そんな祈りを私たちも目指していきたいと思います。