待降節/アドベント

聖書の説教
創世記3:8-15「クリスマスツリーの物語」(宣愛師)

・・・・・・クリスマスツリーには夏も冬も葉っぱが枯れない常緑樹が使われるので、枯れることのない“永遠の命”を象徴しているということなら、知っている人は多いかもしれません。また、クリスマスツリーのてっぺんに飾られている星が、イエス様が生まれたことを示すベツレヘムの星だということも、よく知られているかもしれません。しかし、このクリスマスツリーそのものがどのような物語を表しているのか。そしてクリスマスツリーに飾られているあの赤色の丸い飾りは何を表しているのか。このことまで知っている人は、それほど多くないように思います・・・・・・

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聖書の説教
イザヤ8:9-10「神の計画だけが成る」(宣愛師)

・・・・・・幸せへと向かうはずだったヨセフの計画は、絶望的な状況の後始末をするだけの悲惨な計画へと変わってしまいました。「結婚式は中止だ。家族や親戚にはどうやって説明しようか。……いや、今はひとまず、マリアが殺されてしまわないように、ひそかに離縁して逃してあげよう。そしてもう二度と、マリアとは会わないようにしよう。そうだ、これが一番だ。こうするしか、他に方法はない……。」これがヨセフの計画でした。絶望の中で、必死に考え抜いた計画でした。しかし、この計画さえも実現しなかったのです・・・・・・

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聖書の説教
ルカ2:8-12「飼葉桶の王さま」

・・・・・・それでは3つ目の質問です。イエス様が家畜小屋の飼葉桶の中に生まれたのは、何のためだったでしょうか?これは難しい質問かもしれません。どうしてイエス様は、立派な王さまの宮殿とか、綺麗で清潔な病院とかではなくて、動物たちのよだれだらけの汚い家畜小屋でお生まれになったのでしょうか?・・・・・・

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聖書の説教
ルカ1:46-55「私は主を大きくする」

・・・・・・60年前くらいに、森永のチョコレートのCMで、「大きいことはいいことだ」というCMソングが流行ったそうです。「大きいことはいいことだ」というのは、なかなか説得力のある売り文句だと思います。私たちは何でもかんでも「大きいことはいいことだ」と思っているのかもしれない。働く会社はなるべく大きいほうがいい。建てる家はなるべく大きいほうがいい。通う大学はなるべく有名で立派な場所がいい・・・・・・

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聖書の説教
ルカ1:5-13, 18-25「その時が来れば実現する」

・・・・・・たしかに、“信仰”はとても大切なものです。信仰を持つことは、クリスチャンにとって基本中の基本です。しかし、今日はあえてみなさんに問いかけてみたいと思います。誤解を恐れずに尋ねてみたいと思います。“信仰”というのは、そんなに大切なことなのでしょうか? いや、少し聞き方を変えてみましょう。「あなたの信仰がどれほど強いか」とか、「あなたの信仰がどれほどしっかりしているか」ということは、そんなに重要なことなのでしょうか?・・・・・・

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聖書の説教
ヨハネ1:6-9「すべての人を照らす光」

・・・・・・キリスト教が教える「自立」というのは、イエス様と一緒に生きていけるようになる、ということです。イエス様という「光」と共に歩めるようになる、ということです。「○○牧師がいないと生きていけない」とか、「○○教会じゃないと自分はクリスチャンとしてやっていけない」とか、そういうことではなくて、「イエス様がいるから私は生きていける」ということです・・・・・・

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