No.7【「牧師」と「伝道師」】

◆ ときどき、「ノア牧師」とか「佐藤牧師」と呼んでいただくのですが、正式な肩書きは、実はまだ「牧師」ではなく「伝道師」です。「牧師/正教師」の試験が受けられるようになるのは、「伝道師/補教師」になってから3年目なので、それまでは「伝道師」でよろしくお願いします!(もちろん、「ノア先生」とか「佐藤師」と呼んでいただくのは問題ありません!)

◆「それじゃあ、牧師と伝道師って何が違うの?」というわけなんですが、大きなちがいは主に2つです。①第一に、教会の"主任"になれるかどうか。②第二に、"典礼(聖餐・洗礼)"を執行できるかどうか。「なんかお堅いルールだなあ」と感じる方もいるかもしれませんが、〈教会の秩序を守る/補教師を過度な重圧から守る〉など、大切な目的があります。ボクも実際、秋山先生の指導や助けがなかったら、今ごろ新潟の実家で寝込んでいたかもしれません…笑

◆ ちなみに、私たちが所属している「日本同盟基督教団」には、「教憲」と「教規()」という、A4で50ページくらいのルールがありまして、その中で「教師が正教師であるときは牧師、補教師であるときは伝道師という」と定められています。「お堅い」かもしれないけれど、色んな問題から教会や教師を守るために、祈りの中で編まれてきた、大切な決まりごとです。