No.75【教会を離れても】

◆K君の結婚式に招かれて、横浜へ行ってきました。大好きなS家に泊めていただいたり(お世話になりました!)、大学時代の友人たちとプチ同窓会をしたり、二日間とは思えないほど充実した旅でした。このコラムの愛読者でもある(らしい)K君、本当におめでとう!

◆友人たちとの会話では、“教会に繋がり続けること”の大変さを再確認しました。「仕事が忙しい」「献金が辛い」「人間関係が冷たい」「聖書理解に納得できない」などなど話を聞く中で、「自分も伝道師になってなかったら、教会に行き続けたか怪しいな…」と思いました。同時に、「教会を離れることと神を離れることは違う」という誰かの言葉も思い出しました。

◆教会を離れた結果、神様からも離れた、という場合もあるでしょう。でも、教会を離れる時期を経て、神様との絆が深まる人もいるはずです。“主人と奴隷の関係”を通して、“神と人の関係”を描き出す『ピレモンへの手紙』は語りました。「オネシモがしばらくの間あなたから離されたのは、おそらく、あなたが永久に彼を取り戻すためであったのでしょう。 」(15節)