No.89【「人がひとりでいるのは良くない」】

◆盛岡みなみ教会が「子ども食堂のために車が必要だ」と願ったとき、その求めに応えてくださった方々のご支援によって、白いエブリイ(軽貨物車)を購入することができました。そのおかげで、数え切れないほど多くの食材やお弁当を、盛岡市を駆け回って運ぶことができたのです。そして今回、この車を“エスクル岩手”さんにお譲りすることとなりました。

◆“エスクル岩手”さんは、「ひとり親家庭を孤立から守る」ことを目的として、親子食堂や体験教室などを開催しておられる団体です。「ひとりで頑張っているお母さん、お父さんを社会全体で応援したいです!」というその志に強く共感しつつ、エブリイの譲り先としてふさわしい団体が見つかったことを、いつも最善を成してくださる神様に感謝しています。

◆神様がこの世界をお造りになったとき、「見よ、それは非常に良かった」(創世記1章31節)と宣言されました。しかし、たったひとつだけ、「良くない」と言われたものがありました。それは、「人がひとりでいる」(2章18節)ということでした。「ひとり親家庭を孤立から守る」エスクル岩手さんの働きは、天地を造られた神の御心にバッチリ適うものであるはずです。寒いクリスマスを“独り”で迎えようとしている全ての人に、神の助けが備えられますように。