No.101【3月10日】

◆教会玄関のウェルカムボードに、子どもたちが素敵なメッセージを描いてくれました。「WELCOME」というカラフルな見出しの下には、イラストつきで「3/10はミントの日!」「サボテンの日!」とも。「いや、佐藤の日に決まってる」と思いましたが、胸に納めました。

◆13年前の3月10日も、こんな冗談が言えるような、何でもない普通の日だったはずです。「あなたがたには、明日のことは分かりません」という聖書のみことばが心に迫ってきます。


「今日か明日、 これこれの町に行き、 そこに一年いて、 商売をしてもうけよう」と言っている者たち、よく聞きなさい。あなたがたには、明日のことは分かりません。あなたがたのいのちとは、どのようなものでしょうか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それで消えてしまう霧です。あなたがたはむしろ、「主のみこころであれば、私たちは生きて、このこと、あるいは、あのことをしよう」と言うべきです。(ヤコブ書 4章13-15節)

◆震災の悲惨は“教訓”では済ませられません。でも、そこから何も学ばないなら愚かです。「主のみこころであれば、生きる。」この姿勢こそ、謙遜と、感謝と、満足に至る人生観です。