ヨハネの福音書

聖書の説教
ヨハネ4:27-30「来て、見てください」(まなか師)新着!!

・・・・・・教会で伝道師として働いていると、様々な方の悩みをお聞きする機会があります。皆さんも、牧師や伝道師でなくても、お友だちやお知り合いの悩みを聞くことがあると思います。「こんな大変なことがあったんです」「こんなひどい人がいたんです」というお話を聞いたりもします。そんなことがあったんですね、本当にお辛かったですね、と心から思います。できる限り、その方の思いに寄り添いたいと思わされます。ただ、多くの人は、「あの人が私にしたこと」「あの人のせいで私の人生に起こったこと」については話しても、「私がしたこと」についてはあまり話しません・・・・・・

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ヨハネ20:19「フラットランドを超えて」(宣愛師)

・・・・・・突然現れたかと思えば、突然見えなくなる。「いつもあなたがたとともにいます」と言ってくださったかと思えば、天に昇って行ってしまう。……復活したイエス様はなぜ、こんなにもやりたい放題で、自由奔放なのでしょうか。そしてなぜ、イエス様のやりたい放題が、私たちには全く理解できないのでしょうか。このことを理解するためには、私たちが生きている次元と、復活したイエス様が生きておられる次元の違いについて、考えてみる必要があります・・・・・・

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ヨハネ4:7-26「まことの礼拝」(まなか師)

・・・・・・「水」について話していたはずなのに、どうして急に夫が出てくるのか。どうして急に話題を変えたのか。一体なんなの? 彼女も面食らったでしょう。……しかし、実は話題が変わったわけではありませんでした。イエス様は彼女に、問いたかったんです。「あなたはこれまで、何によって自分の渇きを満たそうとしてきたのか?」・・・・・・

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ヨハネ4:1-15「渇くことのない水」(まなか師)

・・・・・・私はカルピスがまあまあ好きで、ファミレスのドリンクバーなんかでは時々飲むんですけれども、あの飲み物は不思議ですね。味は美味しいんですが、飲めば飲むほど喉が渇くんです。一口飲むと、喉が潤された気になるものの、すぐにまた喉が渇いて、次の一口を飲みたくなります。……私たちの霊的な状態、心の状態はどうでしょうか。私たちの心は潤っているでしょうか。それとも、「渇き」を覚えているでしょうか。私たちの心の「渇き」とは何でしょうか。そして、どうすれば「渇き」は満たされるのでしょうか・・・・・・

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ヨハネ3:31-36「天から来られる方」(まなか師)

・・・・・・初めて福音を聞く人にとって、福音の言葉がまるで外国語のように聞こえる、ということもあります。皆さんにも経験があるかもしれません。「神は罪人を愛しています」と言われても、最初はそれがどういうことか分からなかった。何のことだか理解できなかった。もし、「神は正しい人を愛しています」という「地のことば」であれば、理解しやすかったかもしれません。でも聖書は「神は罪人を愛しています」と語る・・・・・・

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ヨハネ3:22-30「私は衰えなければ」(まなか師)

・・・・・・「衰え」は、どちらかと言うと、私たちにとってネガティブなものです。できれば衰えたくないと願います。「衰え」ないために、日常的に運動をしよう、頭のトレーニングをしよう、身体によいものを食べよう。世の中にはそういう言葉があふれています。そうやって、私たちは「衰え」に逆らおうとします。でも、聖書がここで語っている「衰え」とは、私たちが逆らうべきものなのか。逆らうべきでないとしても、仕方なく受け入れるしかないものなのか。「衰え」ることを甘んじて受け入れなさい、と聖書は言っているのだろうか・・・・・・

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ヨハネ3:16-21「ひとり子をお与えになったほどに」(まなか師)

・・・・・・「人が足りません。もっと兵士を送るよう、各国に働きかけてください」。けれどもアメリカはこう答えたそうです。「ルワンダに軍隊を送ってもアメリカの利益にはならない。アメリカの国民に対して、国益とは程遠いルワンダのために、『あなたたちの息子の命を差し出してください』とはとても言えない。」……愛する息子を、「世」に送る。それは父なる神様にとって苦渋の決断でした・・・・・・

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ヨハネ3:1-15「新しく生まれなければ」(まなか師)

・・・・・・少し前に流行った歌で、King Gnuというグループの「白日」という歌があります。ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。その歌の中にこんな歌詞があります。〈真っ新に生まれ変わって 人生一から始めようが へばりついて離れない 地続きの今を歩いているんだ〉この歌詞からは、現代を生きる人たちの願いや求めが聞こえてくるように思います。人生を一から始めたい。生まれ変わって新しく生きたい。失敗も後悔もない、新しい人生を生きたい・・・・・・

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ヨハネ20:19-20「喜ぶことを忘れても」(宣愛師)

・・・・・・強制収容所から解放された囚人たちは、解放されたからすぐに喜べるかと言うと、実はそうもいかない。「本当にここは安全な場所なのか」と恐れる日々が続くんだそうです。……でも、そうやって疑ったり恐れたりしながら、少しずつ少しずつ、地獄のような日々が終わったという事実を受け入れていくんです。何日も何日もかけて、「喜ぶということを学び直さなければならない」・・・・・・

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ヨハネ13:31-35「互いの間に愛があるなら」(宣愛師)

・・・・・・〈わたしがあなたがたを愛したように〉とはどういうことでしょうか? これは単に、「イエス様がものすごく愛してくださったように、私たちもものすごく愛し合う」というような、愛の大きさの話だけではありません。イエス様がここで言いたかったのは、「あなたがたはわたしを裏切ったけれど、それでもわたしがあなたがたを愛したように」ということです・・・・・・

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