No.200【「二百人」の恵み】

◆200回目のコラムということで、聖書ソフトで「二百」と検索したら、『サムエル記 第一』の30章が目に留まりました。ある日、アマレク人によって家族や財産が略奪されてしまった。ダビデは六百人の仲間たちを引き連れて、急いで略奪隊を追いかけます。その道の途中、「四百人」は川を渡って追撃を続けましたが、「二百人」は疲れて動けなくなってしまいます。

◆奇跡的にアマレク人に追いつき、家族や財産を無事に取り戻したダビデ軍は、「二百人」が待つ川辺に戻ってきます。すると、「四百人」の中のある人々が、「彼ら(二百人)は一緒に行かなかったのだから……分けてやるわけにはいかない。ただ、それぞれ自分の妻と子どもを連れて行くがよい」と言うのです。意地悪ではありますが、当然の主張でもあります。

◆しかしダビデは、「兄弟たちよ。が私たちに下さった物を、そのようにしてはならない」「戦いに下って行った者への分け前も、荷物のそばにとどまっていた者への分け前も同じだ」と諭したのです。私たちも疲れて動けなくなり、そんな自分が情けなくなる時があります。しかし私たちの神様は、「四百人」と「二百人」が労り合うことを喜んでくださる神なのです。