No.54【イースターエッグと「新生」】

◆イースターのシンボルになっている「イースターエッグ」には、“復活の新しい命”という意味があります。この“新しい命”を得ることを、キリスト教では「新生」とも呼ぶのですが、この「新生」の特徴について、神学校の教授がこんな説明をしていたのを思い出しました。


「新生」した人の特徴
①いつもウキウキした喜びがある
②根に持たずにすぐ忘れる
③善悪を論じない
④秘密を漏らさない
⑤健全に自分が大好き
⑥人の目が気にならない
⑦無邪気
⑧思い煩わない
⑨理屈を言わない
⑩大きな働きができるようになる(自覚なしに)

◆いかがでしょうか?「一つも当てはまらないなあ…」という人もいれば、「ぜんぶ当てはまる!」という人もいるかもしれません(その人は今もウキウキしていることでしょう)。僕自身は「半分半分だなあ…」という感じで、「もっと精進せねば!」とも思わされます。

◆ただし、忘れたくないことがあります。それは、「新生」を起こすのは私たちの努力ではなく、イエス様を復活させた神様の力なのだ、ということです。〈神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせ、生ける望みを持たせてくださいました。〉(第一ペテロ1章3節後半)